大和ハウス、住宅展示場を3割削減。バーチャルモデルハウスによるデジタル営業に移行。

大和ハウス工業は住宅展示場を5年で3割減らす方針を発表。コロナ渦により退場者数が減少し、契約率が低下していることに対応。

今後は、バーチャルモデルハウスなどのデジタル技術を活用した営業にシフトする。
人口減少で注文住宅市場が20年で25%減少。

同社は注文住宅で業界三位で、全国に200カ所ほどの住宅展示場を運営。21年度の来場者数が19年度と比較して約50%減少、契約率は30%に低下した。

住宅展示場の年間維持費のみで一カ所3000万円~5000万円かかり、建材費も高騰中。今後は最大で100カ所ほどの住宅展示場を閉鎖する可能性があるとのこと。
営業の効率化を推進するために、今後はバーチャルモデルハウスを利用したメタバース空間で、アバターによる営業活動に力を入れる。

日本経済新聞より 2022年6月10日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF26F0S0W2A520C2000000/